2026年度 理事長所信

2026年度理事長 前田 利祥
2026年度スローガン
【 点と線 】
~ 創造は想像から ~
【はじめに】
「夢なき者に理想なし。理想なき者に信念なし。信念なき者に計画なし。計画なき者に実行なし。実行なき者に成果なし。成果なき者に幸福なし。故に、幸福を求む者は夢なかるべからず。」この言葉は、日本経済の父である渋沢栄一が残した言葉です。私たちが生きるこの瞬間も、すべては誰かの「想像」から始まり、志を抱く人々の行動により「創造」されてきました。現代社会においては、働き方の多様化やデジタル技術の発展により、誰もが情報を発信し、自己の可能性を追求できる時代となりました。だからこそ、自らの枠を越え、他者の視点を合わせ持ち、地域課題に向き合う志高い青年が求められています。その役割を担うのが、青年会議所会員です。会員一人ひとりが道徳的規範のもと、積極的に創造し、挑戦できる組織を作り、明るい未来を築いてまいります。
【点と線】
大竹青年会議所は1968年6月9日の創立以来、「明るい豊かな社会の実現」という理念を掲げ、計画立案と実行を積み重ねてまいりました。会員一人ひとりの行動や決断という無数の「点」が、相互の連携と情熱によって有機的に結びつき、時代を拓く「線」へと紡がれた軌跡に他なりません。私たちは、事業の結果を追求する中で、その根底に流れる志が織りなす過程に、会員を成長させる価値が存在すると確信しております。
この「点と線」は、58年にわたり受け継がれてきた歴史であり、地域社会に価値ある変革をもたらす指針です。そして本年度は広島ブロックアカデミー事業を主管いたします。大竹青年会議所が力強い点となり、県内各地会員会議所と未来への力強い線を描いてまいります。
刻々と変化する時代の中だからこそ、我々は「いま」という一瞬に、誠実に向き合わなければなりません。自らの存在意義を、地域への貢献を通じて、志を同じくする仲間とともに未来を切り拓いてまいります。その挑戦の一つひとつが、歴史を創る確かな「点」となり、次代へ続く「線」を描くことで、地域に新たな価値を創造してまいります。
【想像が人を育て、創造がまちを変える】
青年会議所が目指すリーダー像は、志高く主体的に行動できる青年経済人です。現状を乗り越え、あるべき未来の姿を描く想像から始まり、地域というキャンバスに未来図を描き、果敢に挑戦する人財を育んでまいります。
しかし、どれほど鮮やかな未来図も、一人の力では完成しません。「想像」が地域社会に持続可能な未来をもたらす「創造」へと至るためには、多様な知見を持つ人との繋がりが不可欠となります。活動を「点」で終わらせることなく、部門間や会員同士の連携はもとより、先輩諸兄、行政、そして地域社会と「線」の意識を持つことが重要です。互いに支え合い、知識と経験を重ね合わせる仲間との強固な繋がりこそが、あらゆる困難を乗り越える揺るぎない力となるのです。
この挑戦の過程を通じて、私たちは「明るい豊かな社会の実現」という理念へと、止まることのない歩みを進めてまいります。会員一人ひとりが志を胸に活動し、地域課題に挑む姿は、社会からの信頼を醸成し、青年会議所運動の意義をさらに高めるものと確信しています。
「想像」が人を磨き、繋がりが力となり、「創造」が未来を拓く。新たな可能性へ挑戦する過程から生まれる成長こそが、大竹青年会議所を発展させると確信しています。
【志を紡ぐ】
青年会議所には40歳という年齢制限があります。だからこそ、いまこの時に情熱を注ぎ、強い覚悟を持って次代へ「志を紡ぐ」組織とならなければなりません。事業の結果のみを重んじるのではなく、その根底に流れる志や信念を点として刻み、線として未来へと紡ぐことで、我々の歩みに共鳴する仲間を増やし、共に未来を切り拓いてまいります。
【結びに】
本年度は、想像から始まり創造へ至る過程を意識し、会員一人ひとりが地域とともに、未来への灯となる一年を築いていきます。点を打ち、線で結び、そして面となる。この循環を生み出す運動の原動力は、私たち一人ひとりの行動に他なりません。いまという時代に真摯に向き合い、英知と勇気と情熱を持って行動し続けることで、未来を創造してまいります。ふるさとの心が豊かになる社会を目指して会員一丸となり、志と誇りを胸に一所懸命に歩んでまいります。
【基本方針】
・「点と線」を創る行動
・創造は想像から始まる活動
・次代へ繋ぐ人財育成
・会員拡大活動の推進
・志と誇りを胸に灯す行動


