理事長メッセージ

2016年度理事長 向井 敏亨

熟慮断行
~ 一人一人が輝ける未来へ ~

【所信】

はじめに


私たちの身の回りには、さまざまな情報があふれています。現代社会において、情報とは、書類・会話・書物・SNS・電子メール・インターネットのような通信路を経たメッセージ伝達等色々とありますが、それぞれに意味を担い何らかの媒体に載せて受信者に向けて発信していますが、それらの情報がすべてではありません、何が真実で、何が真実ではないのかさえ解りづらい程に現代においては情報が溢れています。そんな情報を鵜呑みにし、自分自身であまり考える事をせず、発信されている情報の真偽に疑問を持たない、そんな人が多くいる様に感じております。自ら考える事をせず、その時が楽しければ良いという考えの根底には、無責任や無関心といった、利己主義的な考え方があると感じております。そんな現代社会において、私たちに青年会議所会員に出来る事は何が有るでしょうか。私たちは明るい豊かな社会の創造を目指し、奉仕・修練・友情の三信条のもと運動を行っている青年会議所だからこそ、今ある個々の力を集結し志をひとつに様々な問題点の解決法を真剣に議論を重ねその上で対内対外へ強く発信し市民の意識や地域社会を変革する為の運動展開が必要だと考えます。JCしかない時代からJCもある時代になったと言われますが、そのような時代だからこそJCだから出来ることJCでないと出来ないことを議論し地域社会へ発信する必要があると思っております。何故なら私たち自身、自分の為や自分の会社の為といった自己中心的な考え方が多い中から、青年会議所活動や運動を通して、徐々に地域社会の為、自分の周りの人の為や自分以外の為を考え活動や運動をしております、すなわち利他の精神で行動できるように個人の意識が変わる団体・意識を変えられる団体は青年会議所しかないからです。いつの時代も青年は青年らしく切磋琢磨しあい大竹青年会議所が大竹青年会議所であり続けるために、一人一人が高い志を持ち輝ける未来へ向けて活動してまいります。

その先にある輝く未来へ


「どこの地域でもいえる事ですが、今現在大変便利な時代になっており今後今以上に便利な世の中になりその反面、失うものもあると思います。私たちの地域でも同じ事が言えると思いますが、そのような時代だからこそ、それぞれの地域に住む全ての人々が手と手を携え人と人とで繋がり、今よりも他者の事を少しでも思いやり考える事が出来るようになった時こそ、今以上に笑顔で溢れる明るい豊かな地域が実現出来ると信じています。近年大竹青年会議所では、地域に目を向け様々な活動を積み重ねて来ました。さらに豊かな地域にするにはこれまで以上に地域の個性を理解し時代の変化に柔軟に対応していく事が大切だと考えます。これまで以上に地域社会が豊かになり、次世代も含め自分たちが幸せに生きていける輝いたまちであるためには、地域・まちを創るのは人です。未来に対して明るい希望をもてる、そんな輝いたまちであるためには、将来の担う次世代の育成が重要となってきます。めまぐるしく変わる時代を生きていく次世代を担う子どもたちが、時代の変化に柔軟に対応し自ら学び、考え、自ら行動する力そして自分たちが住み育った地域に誇りを持ち町と共に成長していくことが大切だと考えます。幼少期の感受性豊かな子どもたちの成長は無限の可能性があり好奇心を刺激し人とのふれあい自ら学び、考え、自ら行動することで人として器の大きな人になって成長してもらいたいと思います。地域や子どもたちから、本当に必要とされる活動や運動であり、笑顔の絶えないまちの創造に向け運動を展開してまいります。

未来を見据えたLOMとなるために


現在の大竹青年会議所にとって拡大は大変大きな課題だと思います。これまで以上に青年会議所活動を行い地域に与える影響・存在価値・存在意義をさらに高めるために拡大活動が大切です。また青年会議所活動を広く地域に伝播していくためには一人でも多くの志を同じくした同世代のメンバーが必要です。近年、経験豊富なメンバーが卒業していき、経験年数が浅い会員が増えている現状の中で、メンバー同士のつながりや絆を大切にし、組織としてまとまりのある活動していくことが大切です。また青年会議所メンバーらしく真剣に考え高い志をもち積極的に青年会議所メンバーや地域社会に発信していくための根幹には会員同士のつながり絆が必要不可欠だと考えます。それと同時にメンバーの資質向上を高めることも課題だと思います。私たちは経営に携わるメンバーが多く在籍しています。青年会議所活動も企業の経営に似た部分がありリーダーとしての資質向上が必要です。大きく環境が変化している現代において変化のスピードは増すばかりで、企業はその変化に柔軟に対応しなければなりません。企業のリーダーとして経営の品質を高め、これから企業にどのような事が求められているのかを考え創造することや社会に貢献し地域の発展に寄与できるリーダーが必要だと考えます。 そして今一度、地域にとって必要・期待される団体となるよう、青年会議所活動・理念・運動の考え方を学びメンバー自身が変わり、自らが目的を明確に持ち責任を持って行動しリーダーとして高い志のもと真剣に考え積極的に行動していけるようメンバーを育成してまいります。

終わりに


我々メンバーは縁あって一般社団法人大竹青年会議所に入会し所属しております。この青年会議所の組織は単年度制であり、誰もが40歳をもって卒業していきます。私たちは限られた時間の中で修練・奉仕・友情という三信条を通して、青年会議所活動を発展させ、これまで諸先輩方から受け継がれてきた本質を理解、継承し、自己の資質向上や誰もが経験のしたことがない困難に熱い想いで立ち向かいながら活動や運動をしてまいりました。 我々は様々な人とふれあい接する事で人脈が広がり、多種多様な場面で今の自分に負荷をかけることで自己成長へと繋がり青年経済人として成長しなければなりません。自分を信じ仲間を信じ、自分の所属している企業を発展させ、自分らしさを大切にし何もしないで出来ないと思うのではなく、変化を恐れず少し背伸びをしほんの少しの勇気をだして一歩前進むことで自らの成長が地域の成長へと繋がり、自分だけではなく周りの人と共に成長し輝いていくことが、明るく豊かな社会と人が輝ける未来へ向かうと信じて活動をしてまいりましょう。

【基本方針】

・広島ブロックアカデミー開催
・人間力開発の推進
・未来ある街づくりへの活動
・地域社会への貢献・発展
・会員拡大の推進
・会員相互の連携

組織図

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