2025年度 理事長所信

2025年度理事長 小田 一輝

2025年度スローガン

いまやらねばいつできる

~ わしがやらねばだれがやる ~

【いまやらねばいつできる】

 “いまやらねば、いつできる、わしがやらねばだれがやる。と自分で覚悟すること。これが人間の努力を確実にするものである”と日本を代表する彫刻家、平櫛田中が言葉を残しています。

大竹青年会議所は1969年6月9日に創立以来、先輩諸兄が各時代と地域の「いま」を真剣に考え、明るい豊かな社会の実現のため活動されてきました。“人間は思ったら直ちに実行せねばいけない。考えただけではやったことにもならず、消えてしまうものである” と平櫛田中は続けて語っているように、地域を想い、率先して“わしがやる”と考えて行動できるのは青年会議所の強みです。

現代に目を向けてみるとIT技術、特に生成AIが著しく発展し、考えずとも自動で資料作成ができるなど、世の中は加速度的に変化しています。しかし生成AIに志はありません。時代は変われど「わしら」の志は変わりません。熱い志を体現するリーダーになるには「いま」を読み解き、考え、行動する力が必要です。「いま」の大竹青年会議所を「いま」のふるさと大竹に必要な組織として醸成してまいります。

【いま、若い我らにしかできないことがある】

 20歳から40歳は、若者としての挑戦と多様な経験ができる貴重な時期です。若い我らには若さと情熱があり、その力を存分に活かす機会が青年会議所にあります。若い我らが率先して動くことで、地域社会に新たな価値や魅力ある変革をもたらすことができるに違いありません。地域から必要とされる事業を実行することで、ふるさと大竹に新しい風を吹き込んでまいります。
 2025年度は広島ブロックゴルフ大会を主管します。志を同じくする広島ブロック協議会や各地青年会議所と連携し、多くの仲間たちと交流を深めることで、活動の幅が拡がり、青年会議所の可能性を実感することができます。
 「いま」の大竹青年会議所にしかできない、魅力ある活動を展開してまいりましょう。

【いま、自分にしかできないことがある】

 大竹青年会議所メンバーは多様な個性や長所となる特技があり、それぞれがパーソナルブランドを日々磨いています。この磨かれた個性は、単年度制である青年会議所の役職や役割において最大限に発揮されるべきです。「いま」の役職で個性を活かし、自分にしかできない力を発揮することで組織全体の成長と発展につながります。自分の強みを活かし、組織の一員としての責任を果たすことで、互いに刺激し合い、高め合うことのできる組織を創ってまいります。

【いま、会員拡大せねばいつできる】

 「三人寄れば文殊の知恵」という言葉があるように、一人では考えつかないことも、多角的視点を持ったメンバーが集えば、様々なアイデアが生まれます。メンバーが多いほど相乗効果が生まれ、新たな価値を創造することができます。しかしながら大竹青年会議所のメンバーは減少しており、会員拡大は急務です。青年会議所活動を通じて地域と連携し、利他の精神を持って事業を実施することで、より地域で必要とされる組織となり、会員拡大のきっかけを作ってまいります。地域との連携を深め、「いま」志を共にする仲間を増やしていきましょう。

【いま、先輩の残した轍を振り返る】

 大竹青年会議所が残してきた轍は、我々の心に深く刻まれています。ふるさと大竹には偉大な先輩諸兄が数多くおられ、新たな挑戦や行動に対して、力強く応援していただけることに深い感謝と心強さを感じています。歴史に敬意を払い、熱い志と想いを受け継ぎ、積み重ねられてきた歴史の中の「いま」を噛み締め、未来へと続くバトンを繋いでまいります。

【いま、わしらがやる】

 「いま」を大切にし、「いま」しかできないことをメンバー全員で「わしがやる」という覚悟を持って取り組んでまいります。各メンバーが「いま」のニーズに対し、常に関心を持って、主体的に意見を出し、建設的な議論を繰り返すことで、「わしがやる」から「わしらがやる」に変貌する組織となります。共通の目標に向かってメンバーが一丸となり、協力し合うことで、強い絆と信頼関係が築かれ、組織の一体感が生まれ、より大きな成果を達成できます。日々の活動において、「いま」を意識し、行動することで、未来を切り拓く原動力となることを信じています。私たち一人ひとりの行動が、大竹青年会議所とふるさと大竹の未来を築く礎となります。「いま」このとき、このメンバーで共に努力し、共に成長し、共に「いま」を創造していきましょう。

基本方針

・いましかできない活動
・地域のために行う活動
・個性を最大限に発揮する活動
・会員拡大
・先輩方との交流

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