理事長所信

2022年度理事長 河野大輔

2022年度スローガン

輪達道
~未来への道標となろう~

【輪達道とは】

轍とは「車が通った跡・先人が通った道筋」を意味する言葉です。そこに会員を始めとする、関わる人々が車「輪」として誰一人欠けることなく繋がりを持って回り続け、眼前に広がる先の見えない未来という荒野を、明るい豊かな社会の実現のために掲げた目的「達」成に向かい皆で突き進み、しかし活動は「道」筋をよく考え抜かれたものである。という想いわだちを込め、「輪達道」と表現しています。

 昨今、社会情勢は目まぐるしく変化し生活に多様な影響を与えていますが、どう活動し、何を生み出すとしても、人が実際に関わり合うことは必要です。我々大竹青年会議所もまた、地域課題に対して、柔軟かつ迅速に対応した事業を、行政を始めとする諸団体の方々と連携し、社会情勢に合わせて展開して参りました。その活動に於いて直接お互いの想いを語り合 い、一つの目的に向けて多様な方々の理解を得て進めてきた結果です。そして青年会議所での活動は、会員を始め事業に参加いただいた方々の「意識を変えていく」ことであると、私は活動の中で感じています。活動することにより、意識が変わると、人が変わり、組織も変わり、地域も変わっていきます。

 本年は未来のための今を活動すべく、会員という人財の成長を促し、地域に必要とされている事に志ある人々と共に取り組み貢献して参ります。そうして目的達成へ向けた道筋を 関わる人々という輪が回り、意識を変えることで各々の心に轍を残し、それが未来のための一つの道標となるよう活動して参ります。

【成長の轍】

 現状に甘んじることなく新たなものに挑戦する気概を持つことはリーダーに必要な要素です。周囲を取り巻く状況はいつどのように変わるか分からないからこそ、時代の変化にアンテナを立て、必要と考えられるものを精査し、学び成長することが重要です。その中で青年会議所は正に「人は人で磨かれる」を体現している会であり、多様な価値観や情報に触れ、お互いに切磋琢磨しながら活動していきます。ここでの努力によって学び得た経験、リーダーシップを活かしていくことが、個人に、企業に、地域にとっての成長に繋がります。

 会員は、各々が地域や会社にて重要な役割を持った者の集まりです。未来を想い、何が必要なのか、何を求められているのかを考え、自身の立ち位置を理解し、主体的に行動していくことで、活動を支えていただいている周囲の方々に「変わった」と思われるよう、仲間と共に想いの実現に向けて、厳しさと優しさを持って活動し、成長の轍を見せていきましょう。

【発展への轍】

 大竹青年会議所会員は皆熱い想いを持ち、前を向いて活動し続けていますが、40歳までという年齢制限が設けられている中、会の未来を考え、より発展していくために、魅力を伝える広報活動を行い、道筋を考えた会員拡大の推進を着実に行っていかねばなりません。

時代も人も変わる中で、これまで連綿と受け継がれてきたという事実は、そのまま個人にとって、企業にとって、地域にとって大竹青年会議所が必要とされてきたことの現れではないでしょうか。人財育成と地域貢献の両面の活動から明るい豊かな社会の実現を目指す、この価値ある活動を、熱意と魅力を以って届けられるよう、社会情勢に囚われず最適と考えられる方法で発信し続け、大竹青年会議所の活動を広めることで、多くの人に認知を促します。 また、枠にとらわれない視野を持って、人と人の繋がりを大切にし、未来に向けて我々の活動が地域に広がっていけるように、関わる方々の意識を変えていきながら想いある20代 ~30代の青年を1人でも多く増員し、会の発展を図って参ります。

 経験すればするほど得られるものも増えていく、魅力ある大竹青年会議所を盛り上げ、より大きな活動の轍を創っていきましょう。

【道標としての轍】

 輪達道は皆で創っていくものです。一人一人の車輪が前を向いて関わり合い回り続けるからこそ前に進むのです。それが目的に到達するための道を辿り、轍を形作っていく。残る 轍が人の心に残り、後世へ受け継がれ一つの指標となるよう、誇りある活動を展開して参ります。

 「少年老いやすく学成り難し、一寸の光陰軽んずべからず」という言葉がありますが、本年の活動という時間を大切に過ごしていただくことで、関わる皆様に一つでも「自分は変わった」と思えるものを得ていただき、地域へ還元していくことで、大竹青年会議所の轍を創って参ります。

基本方針

・輪達道を成す活動
・関わる方々の意識改革活動
・会員拡大推進
・価値ある活動の発信
・理想の未来を創る人財の開発

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